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ちょうちん屋のままッ子

ちょうちん屋のままッ子の画像

ちょうちん屋のままッ子

斎藤隆介作 滝平二郎絵
理論社
1976年
主人公 秋田のちょうちん屋のままっ子、12歳の長吉
時代 慶応3年(1867)
舞台 青山の植木屋「庭伝」、山王下「割烹山家」
紹介  長吉 (ちょうきち) は秋田 (あきた) から江戸に出て、植木屋の庭伝 (にわでん) に奉公 (ほうこう) します。大きな庭石を荷車に乗せて運んだり、立派な大名の邸 (やしき) に行ったり、江戸の暮らしは秋田育ちの長吉にはびっくりすることばかりです。仲間の仙松 (せんまつ) から外国や黒船の話を聞き、親方から仕事を教わりながら、長吉は自分の一生の仕事を決めていきます。江戸幕府が終わろうとする時代の話です。
まめちしき
奉公
 11歳から14歳くらいの子どもたちは親元を離れて職人に奉公に入りました。子どもたちは家事を手伝いながら、仕事を身につけます。給金 (きゅうきん) もなく、食事も冷 (ひ) や飯 (めし) にみそ汁とつけものくらいで、10年くらい働きました。
<参考文献> 『日本の歴史』 朝日新聞社
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