ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文へ移動する

ここからグローバルナビです。

グローバルメニューここまでです。

6. 紅葉山人書簡

紅葉山人書簡

Copyright (C) 2001 東京都立中央図書館特別文庫室 All Rights Reserved.
無断で転載・転用することを禁止します。

尾崎紅葉著(自筆) 明治34-36(1901-1903) 1帖
加10919

「霜の声」は葉書を集めたものだが、この「紅葉山人書簡」は手紙13通を貼り込み折本に仕立てたもの。上掲は明治35年2月8日付けの手紙。「拝呈然者此度浅草宮戸座にて金色夜叉 興行致候ニ付同人十数名と見物致候事に相成候へば来ル十一日午前十時ニ座付茶屋やまと迄 御来臨被下度御案内申上候也」とあり、中野信近一座の「金色夜叉」観劇の誘いである。
小説「金色夜叉」は明治30年1月から明治36年1月まで「読売新聞」に連載され、大好評を博した。劇化されたのは明治31年3月市村座上演が最初で、明治35年2月の上演は、脚本が花房 柳外、紅葉が連載中である小説の結末までの案を授けたといわれる。昭和に入っても新派の代表的な演目として度々上演されている。

ここからサイトのご利用案内です。

サイトのご利用案内ここまでです。