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留東外史　第7集　民国不肖生著　［孫冥飛校］　［民国刊］　1冊
＜東遊日記＞
実藤文庫　実153A-（7）

この資料は中国人留学生による小説で、1と同じく東遊日記に分類されている。
『中国人日本留学史研究の現段階』3776/5025/2002）に「留東外史はどういう小説か」（木山英雄著）という論文があり、そのp.135に"上海で出版せられ、其後支那政府から発売禁止を命ぜられた"との引用文がある。当時の留学生の素行に関する小説として、様々に評価が分かれた作品。別に上海の民権出版部から民国11-13（1922-24）年に刊行された全10集の揃いを所蔵している（実153）。
著者の不肖生は、向［ガイ］然（1889-1957）の筆名。向ガイ（立心偏、旁は山の下に豆）然は、湖南湘譚出身の武侠小説作家、武術家。解放後は、中央文史館館員、湖南省政協委員等の職にあった。
ここには、本の表紙を掲げた。