ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文へ移動する

ここからグローバルナビです。

グローバルメニューここまでです。

7. 御本丸大奥御殿御床棚絵圖

御本丸大奥御殿御床棚絵圖

Copyright (C) 2005 東京都立中央図書館特別文庫室 All Rights Reserved.
無断で転載・転用することを禁止します。

御本丸大奥御殿御床棚絵圖 甲良若狭控 万延元年(1860)写 1帖(20図)
東京誌料 東6181-2

本丸御殿大奥は、将軍の正室(御台所)や子女が住むところである。表・中奥の北にあって銅塀で厳しく隔てられ、御台所の居室がある御殿向、女中たちの居室が並ぶ長局向、大奥の諸役人が詰めている広敷向きの三区域があった。
本資料は、床棚廻りの図20図が折本に仕立てられており、対面所・御座之間・一之御殿など御殿向各室の床の間と、違棚などの棚類・天袋・地袋・欄間等を描き、仕様寸法を書き込んだものである。No.6でもあげた「御普請絵圖類仕立方」には、建築工事を始めるに当たって13種類の図を作成することを定めている。床棚廻りの図はその一つで、縮尺十分の一で明細に書入れすることとなっている。
掲出部分は対面所の床棚を正面とやや斜め方向から見た面を描いている。対面所は書院造の構えとなっており、大奥の中では最も格式のある空間として年中行事の儀式に使用された。

ここからサイトのご利用案内です。

サイトのご利用案内ここまでです。