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6. [渡辺伯爵邸]洋館西立面図

[渡辺伯爵邸]洋館西立面図の画像

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[渡辺伯爵邸]洋館西立面図
立面図 [明治]37年5月5日
図面1枚、40×56cm 台紙57×76cm,[1:50]
分類:渡辺邸二帙之一 <木子幸三郎>
請求記号:木124-002

木子幸三郎(清逸)は東大建築学科を卒業後、旧住友本店臨時建築部を経て、明治37年(1904)から東宮御所御造営局に勤務した。上司であった片山東熊の指導を受け、東宮御所(現迎賓館)の喫煙室などの設計のほか、多くの洋風建築の設計に携わった。
芝区高輪南町にあった渡辺千秋伯爵邸は、洋館を息子幸三郎が、和館を父清敬が設計し明治38年に竣工した。戦後トヨタ自動車に管理が移り、昭和37年(1962)洋館部分のみがトヨタ蓼科紀念館として移築されているが、当時珍しかった付設の温室は現存しない。
掲出は西側の立面図。イギリスコテージ風のハーフチンバー構造、基礎は赤煉瓦造りとなっている。書斎、照明器具・金物・階段手すりなどにアール・ヌーボーの影響を見ることができる。

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