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1. 牛店雜談安愚樂鍋

牛店雜談安愚樂鍋

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牛店雜談安愚樂鍋
(多色摺繪入) 存第2編上 假名垣魯文著 落合芳幾畫 刊 (岡野他家夫旧蔵)
請求記号:特545

明治4〜5年頃成立した、明治初期文学の代表作といわれる滑稽本。失敗談、無知識、食い気など、不特定一般人でもわかる笑いを描いたものが滑稽本で、享和2年(1802)刊の『道中膝栗毛』を嚆矢とする。当書は文明開化にかぶれた俗物が牛鍋を囲んで、半可通を振り回して議論をする様子をスケッチしたもので、気障な台詞と風刺の連発となっている。
著者の仮名垣魯文は万延元年(1860)『滑稽富士詣』で世に出、明治期に入ると『西洋道中膝栗毛』などにより滑稽本作者の地位を確立した。明治8年(1875)『仮名読新聞』、10年に雑誌『魯文珍報』を発行している。
掲出は口絵と巻頭部分。歌川芳幾描く洋装の假名垣魯文の肖像である。

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