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3. 江戸西丸仮御殿御玄関御正面建地割但十分一ノ割

江戸西丸仮御殿御玄関御正面建地割但十分一ノ割

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江戸西丸仮御殿御玄関御正面建地割但十分一ノ割
甲良筑前棟全控 [元治度] 写
請求記号:東6171-32

元治元年(1864)に完成した西の丸仮御殿の、正面玄関の立・断面図である。図には各部材の寸法が細かく書き込まれ、左右の太い柱は約30?角、柱の間は約8m、軒の高さは約5mである。朱線は、柱等の部材の裏に隠れて見えない所等を表す。屋根の上には鬼板(獅子口)、その下の破風には懸魚(げぎょ)が見える。
この玄関は大名の出入口で、江戸城内に勤務する役人は使用しない。玄関の後ろには遠侍(とおざむらい)という部屋があり、登城した大名の出迎えの者や供のものが控える場所だった。
(6167-D1「御本丸御玄関遠侍建地割五十分ノ一」参照)
奥書署名の「御作事方大棟梁甲良筑前棟全」は10代大棟梁で、天保度西の丸御殿の造営にも携わっている。

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