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第33回 昔話の宝物

2009年2月25日更新

長い間、昔話は、炉辺などで、人々の口から口へと語り伝えられてきました。娯楽の少ない時代には、火を囲んで、手仕事などに励みながらの昔語りは、語り手、聞き手双方ともに、大きな楽しみでした。幼い子どもにとっては、心を躍らせて聞き入り、いつの間にか生きる知恵を学ぶ場でもありました。こうして昔話は、そこに暮らす人々の世代を超えた共通の文化となってきました。
近代に入り、印刷技術の進歩や識字率の向上、富裕層の出現などにより、昔話が本になって、再び子どもたちの前に登場しました。画家たちが、それまで空想の世界にいた主人公たちに姿が与えたのです。今では、私たちは、様々な画家の絵によって昔話を楽しむことができます。

今回は、多摩図書館所蔵の児童資料の中から、異なる作家の手による同じ昔話を取り上げ、同一の場面や主人公がどのようが描かれているかを紹介します。

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