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横浜御固めの図
写　1軸
請求記号：加1771

嘉永7年（1854）1月に7艘で再来航したペリー艦隊は、横浜沖（小柴沖）に投錨した。幕府は、応接場所として、最初に鎌倉、次に浦賀を提案したが、江戸に近い場所を希望するアメリカ側に拒まれた。ペリーは、艦隊を品川沖まで進める威嚇策をとり、その効果もあり、応接場所は横浜に設けられた。
7艘だった艦隊にその後2艘の帆船が加わり、一時は9艘の大艦隊となった。本図には9艘の船が描かれている。アメリカ側の兵士たちはボートに分乗して、応接所に上陸した。応接所には警護に当たる松代藩真田家、小倉藩小笠原家の陣幕が描かれている。