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1. 料理物語

料理物語の画像

寛永20年(1643)跋刊 1冊
加3800

江戸時代初期の代表的な料理書。従来の形式的な作法を主としたものではなく、料理材料や調理法を簡潔ではあるが具体的に書いたものとしては最も古い。著名な書であるにもかかわらず、著者については定説がない。
内容は二十の部に分けられ、海の魚、磯草、川魚、鳥、獣、きのこ、青物の七部については、材料名とその料理名のみをあげ、八項目から以下、汁の部、なますの部などは代表的な料理法を具体的に、最後は万聞書の部として、その他の関連事項を記している。海の魚から青物の食材のもとに列記された料理名は、八項目以降の料理法を参照することで大要がつかめるようになっている。この様式は以後の料理書の編集に大きな影響を与えた。
提示は巻頭部分で、鯛の料理名として「はまやき 杉やき かまぼこ なます しもふり」などがあげられている。刊本には異版も多く、広く流布したことが伺える。

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