6. 忠臣水滸伝(ちゅうしんすいこでん)

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忠臣水滸伝 山東京伝著 北尾重政画 前篇五巻五冊 後編五巻五冊 寛政11年(1799)~享和元年(1801)刊 蔦屋重三郎 請求記号:特463

 寛政の改革の出版取締令のため、手鎖五十日の刑を受けた京伝は、やがて読本(よみほん)作者として再出発します。この作品は、中国の小説「水滸伝」と日本の「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」とをとり合わせたものです。「仮名手本忠臣蔵」の登場人物やエピソードが、「水滸伝」のそれらに模され、二つの作品が巧みに結び合わされ、江戸読本の典型ともなった作品です。
 なお、当館所蔵資料は、初印本の刊記のほかに、大阪の「群玉堂河内屋岡田茂兵衛」の刊記があるので、後印本と考えられます。


 

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