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江戸城御本丸御天守閣建方之図（えどじょうごほんまるごてんしゅかくたてかたのず）
〔寛永度〕　1舗　106.0×91.0cm
請求記号：東6191-D1

寛永15年（1638）造営の天守閣を斜め上方から描いた図とされているが、再建計画の図という説もある。瓦や壁を取りのぞいた木組みの状態の図で、一部は内部構造まで詳しく描かれ、軒や石垣の寸法等も書き込まれている。石垣内部を穴蔵とした五層六階の天守で、石垣の高さは京間で7間（約13.7m）であった。
国の重要文化財に指定されている江戸城造営関係資料（甲良家伝来）646点のうちの1枚である。