2. 新改明和武鑑(しんかいめいわぶかん)

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新改明和武鑑 明和6年(1769)刊 4冊
請求記号:東B32-1

 江戸城に登城した大名は、まず殿席と呼ばれる控の間で順番を待ち、将軍と謁見する礼席へ移動しました。殿席は全部で7つあり、一般的に大廊下(松之廊下)・溜之間(たまりのま)・大広間・帝鑑之間(ていかんのま)・柳之間・雁之間(がんのま)・菊之間の順に格式が高いとされています。大名家の家格により、割り当てられる殿席が決まっていました。
 割り当てられた殿席は、江戸後期の武鑑に掲載されていました。武鑑とは、民間の板元の手によって出版された大名や幕府の武家名鑑です。それぞれの家の家紋、家格、系図、屋敷の場所、本国、石高や槍の形などが書かれています。江戸後期になるほど記載される事項が増えていきました。
 この武鑑には、真田信之の子孫である真田家当主・幸豊が載っており、殿席が帝鑑之間であったことが分かります。

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