3. 御本丸大広間地絵図(百分ノ一)(ごほんまるおおひろまじえず(ひゃくぶんのいち))

御本丸大広間地絵図(百分ノ一)の画像 
Copyright (C) 2017 東京都立中央図書館特別文庫室 All Rights Reserved.
無断で転載・転用することを禁止します。
 

御本丸大広間地絵図(百分ノ一) [万延度] 大棟梁甲良若狭控 1鋪 54.0×71.5cm
請求記号:東6162-8 

 玄関から最も近い大広間は、江戸城の中で一番格式が高い御殿でした。
 こちらは、本丸大広間の平面図です。上段、中段、下段、二之間、三之間、四之間などから成り、縁側まで含めると500畳以上もありました。江戸城の中で最も広い御殿で、儀式の際には上段、中段、下段と二之間・三之間までの広い空間が使用されました。
 中でも将軍が着座する上段が最も格式が高く、下段から上段にいくに従って、床と天井が一段ずつ高くなっていました。さらに、天井の造りは二重折上格天井(ごうてんじょう)、釘隠(くぎかくし)等の錺(かざり)金具など、豪華な装飾が施されていました。
 この大広間では、年始御礼や嘉祥(定)の儀、外国人との謁見など、大きな儀式・行事が執り行われました。上段に着座する将軍と家格順に並ぶ大名には主従関係がはっきりと見てとれました。格式ある大広間は、将軍の威厳を示すための最適な舞台装置として機能したのです。

こちらの資料は、「東京都立図書館デジタルアーカイブ(TOKYOアーカイブ)」でもご覧いただけます。

 

このページの先頭へ▲