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『東京の地産地消』の巻

平成22年11月15日作成
情報サービス課都市・東京情報係

このコーナーでは、都政や東京のニュースや話題をとりあげ、インターネット情報と都立図書館の資料を御紹介します。
さらに詳しい情報をお求めの場合には、御来館いただくか、電話(03-3442-8451)、Eメールレファレンス、文書でお問い合わせください。


東京都は地産地消の普及促進を地域振興の重要な柱として掲げ、農業、林業、水産業等様々な分野で支援施策を行っています。都有地を農地化して学校給食用の野菜を育てる取組みや、都産農林水産物を扱っている飲食店をPRする「東京地産地消応援店」認定制度も始まっています。
東京都における地産地消推進の一環として、当館も一昨年のリニューアル・オープンに当たっては、多摩産材を利用した書架を採用しました。当館をご利用の際には、木目も鮮やかな木製書架にもご注目ください。
今回のクローズアップ都市・東京情報は、今後様々な展開が期待される東京の地産地消に関連する資料をご紹介します。

☆印は都立中央図書館所蔵の資料です。★印はインターネットのホームページで関連の情報を見ることができます。

地産地消の役割

地産地消をテーマにした資料は、最近数多く出版されています。その中から、地産地消の果たす役割について理解し易い資料をいくつかご紹介します。

『学校給食における地産地消と食育効果』内藤重之、佐藤信編著 筑波書房 2010.4

学校給食における地産地消の全国動向や、事例、食育効果に関する論考集。第2章では、学校給食における地産地消推進に向けた各都道府県の取組を解説しています。

『地産地消 : 豊かで活力のある地域経済への道標』下平尾勲著 日本評論社 2009.10

地産地消こそ地域経済に活力をもたらすという観点に立って、「地産地消の考え方と方向」「地産地消の類型」、「行政の地産地消支援」等多角的に分析しています。

『地産地消の経済学 : 生命系の世界からみた環境と経済』池本廣希著 新泉社 2008.5

世界を生命系として見る観点から環境と経済について論じています。地産地消の経済学を基軸として、どこまで資本主義的市場経済を超克できるか。21世紀の「環境と経済の学」を構想しています。

『分権・共生社会の森林ガバナンス : 地産地消のすすめ』西尾隆編 風行社 2008.8

日本およびアジアの森林・林業・山村問題を中心に、人と自然の多元的な「共生」バランスの回復へ向けて、実証を重視しつつ具体的な政策対応の道筋を示しています。

『地産地消と地域再生 : 先進優良事例に学ぶ』二木季男著 家の光協会 2008.1

多くの先進事例を示すとともに、地産地消のレベルアップのための理論や計画的展開方法を示しています。

『「地産地消」と「地魚地消」「食料自給率」の重要性 : 「食文化」=「食品と水」の"安全と安心"』小野寺節ほか共著 東京教育情報センター 2008.11

「Q&A形式」で、21世紀の「食文化」を巡る様々な問題点に答えています。

『食べ方で地球が変わる : フードマイレージと食・農・環境』山下惣一編 創森社 2007.7

「Q&A形式」で、21世紀の「食文化」を巡る様々な問題点に答えています。

【農業】

『健康的な心身と豊かな人間性を育むために-東京都食育推進計画』東京都産業労働局農林水産部食料安全室編・刊 2006.11

「第4章 具体的な施策の推進」の中に「東京に集積した食に関する情報や食のサービス、人材、伝統を活用する」などの記事があります。

『多摩地域農業の恵み : 地産地消と食育』[東京市町村自治調査会編] 東京市町村自治調査会 2006.3

多 摩地域の豊かな農産物の情報を伝え、生産者と消費者の距離を近づけるためのツール。歴史や現在の統計のほか、多摩地域の農業者をその作物とともに紹介しています。

『新たな可能性を切り拓く東京農業の挑戦 東京農業振興プラン』東京都産業労働局農林水産部農政課編・刊 2001.12

少し古いので、まだ地産地消ということばは使われていませんが、東京の農業振興に向けた東京都の基本的な考え方が示されています。

林業

『森づくり推進プラン : 豊かな都民生活に貢献する森林の整備・保全と林業振興』東京都産業労働局農林水産部森林課編・刊 2009.3

知られざる森林王国東京の森林整備と林業振興、また丘陵地の保全と緑とのふれあいを目指す東京都の森づくり推進に関する基本的な考え方が示されています。

『豊かな都民生活に貢献する森林の整備と林業振興の方向について : 答申』東京都農林・漁業振興対策審議会編・刊 2008.10

みどり豊かな都民生活と健康的な住環境を保障する貴重な財産である東京の森林をどのように整備し、林業を振興していくか。多摩産材の利用拡大についても詳しく述べられています。

『森づくりについて考えよう : 森のヒミツ・森のチカラ』東京都産業労働局農林水産部森林課編・刊 [200-]

森の持つヒミツやチカラについて、イラストを使ってわかりやすく解説しています。「多摩の木をもっと使おう!」と強調されています。

【水産業】

『島しょ地域農林水産戦略構想 : 農林水産業の一体的振興による島しょ地域の活性化を目指して』東京都島しょ農林水産総合センター振興企画室編・刊 2006.8

大島から小笠原にいたる島別振興方策が、農業と水産業に分けて記載されています。それぞれ現状分析、振興目標、基本方策が、簡潔に述べられていますが、基本方策には、地産地消が大きな柱として掲げられています。

雑誌

☆「東京の農業」『インターネット都政モニターアンケート結果』平成21年度1回(2009年6月)

都民の農業・食の安全に対する関心や地産地消への期待の高まりなど、社会情勢の変化にあわせて今後の農業振興策を推進していくためのアンケート調査です。

☆「特集 地産地消-東京でこそ」『まちと暮らし研究』 3号(2008年12月)

東京農業の現状を生産者の立場、市民・生協の立場、専門家の立場からとらえようとする特集です。多彩な市民の農業参加や、農家と市民との交流などの紹介もあります。

☆「特集 国民の暮らしを守る治山事業」『林野時報』 45巻3号(1998年6月)

「流域管理の現場から 東京多摩産材の利用促進-森林組合と住宅生協との提携」という記事が掲載されています。

☆「特集 木軸という技術を読む-」『住宅建築』 410号(2009年6月)

「地域の木で地域の建物を作る」という小特集の中で「多摩産材モデルハウス 秋川木材協同組合の試み」などの記事が掲載されています。

☆「特集1 森が都市の環境を豊かにする」『街並み』 44号(2009.春)

「東京都における多摩産材の利用促進に向けて-関係局との連携」や「東京の木の利用促進に向けた檜原村の取組み」などの記事が掲載されています。

関連のWebサイト

産業労働局農林水産部

「地産地消応援店登録制度」や「東京都地域特産品認証食品」の案内などがあります。

関東農政局

「食料自給率」を初めとする各種統計のほか、「地産地消」に関連する様々な情報を提供しています。

東京都農業振興事務所

「東京都の農業統計」のほか、「特産農畜産物」や「市民農園・体験農園」などに関連する様々な情報を提供しています。

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