『東京の水産業と江戸前の魚』の巻

平成23年10月14日作成
情報サービス課都市・東京情報係

◆応援しよう水産日本
(東京都・(社)大日本水産会共催シンポジウム)
平成23年7月28日開催

◆東京の水産業 ~都民のオアシスづくり~
(東京都産業労働局農林水産部ホームページ)

このほかのクローズアップ都市・東京情報
Pick up 情報の泉


このコーナーでは、都政や東京のニュースや話題をとりあげ、インターネット情報と都立図書館の資料を御紹介します。
さらに詳しい情報をお求めの場合には、御来館いただくか、電話(03-3442-8451)、Eメールレファレンス、文書でお問い合わせください。

長らくの海産物消費低迷の中、日本の水産業は東日本大震災に遭遇し、さらなる打撃を受けました。この状況から水産業の復興を目指し、業界・消費者が一体となり再生を図る糸口を探るためのシンポジウムが東京で開催されました。
東京都では、小笠原諸島・伊豆諸島から東京内湾まで広大な海域で水産業が営まれています。最近は水質も改善され、東京内湾で捕獲された魚介類は「江戸前もの」として人気があります。

今月のクローズアップ都市・東京情報では、「東京の水産業」と東京湾で獲れる「江戸前の魚」に関する資料や情報をご案内します。

☆印は都立中央図書館所蔵の資料です。★印はインターネットのホームページで関連の情報を見ることができます。


東京の水産業

『東京都の水産 平成22年版』 東京都産業労働局農林水産部 2011.3
東京都の漁業動向の水産統計や事業結果についてとりまとめたものです。島しょ漁業、内湾漁業、内水面漁業の現況についてなど、多方面に渡って解説しています。

『東京湾の漁業と資源 その今と昔 』  漁業情報サービスセンター 2005.3
東京湾は近年きれいな水質になりつつあります。 漁業制度、養殖業、漁場などについて、詳しく報告しています。

『水産業振興プラン 海編 』  東京都産業労働局農林水産部水産課 2009
都民の食を支え、生活を豊かにする水産業の実現に向けた取組みを示したプランです。

『水産業振興プラン 川編 』  東京都産業労働局農林水産部水産課 2006
プランの川編です。内水面漁業振興の発展とともに、河川環境の保全や整備の推進も目的としています。

『漁業センサス 2008年』  東京都総務局統計部 2010
農林水産省の「漁業センサス」から、東京都分の集計結果を収録したものです。漁業に関する生産構造や就業構造等について明らかにしています。

☆「養殖場訪問 東京都のマス類養殖 消毒と掃除で安定生産を実現!ブランド魚「奥多摩やまめ」の挑戦--氷川漁業協同組合」 『養殖』 47巻12号通巻594号 2010年11月号  p.5-8 緑書房 2010.11
「奥多摩やまめ」の生産に取り組んでいる漁業組合を紹介しています。

「東京都島しょ農林水産総合センター」東京都全域の水産及び島しょ部の農業について、試験研究及び普及指導を行う機関のホームページです。

『東京都島しょ農林水産総合センター主要成果集 平成22年度』  東京都島しょ農林水産総合センター振興企画室編 東京都島しょ農林水産総合センター 2011.3
センターの平成22年度の主要成果集です。ブランド化で漁業収益を高める技術開発や、消費者ニーズに対応した水産物提供の研究を報告しています。

財団法人「東京都水産振興会」 水産に関する調査・研究、水産施設の改善、水産技術の向上をはかり、水産業の発展と振興を積極的に推進する財団法人です。

社団法人「大日本水産会」 水産業の振興をはかり、経済的、文化的発展を期することを目的として設立された水産業の総合団体です。


東京湾と江戸前の魚

『江戸前の魚喰いねぇ! 豊饒の海東京湾』 磯部雅彦編 東京新聞出版部 2010.12
江戸前東京湾の魚を食べる。そのことが東京湾を豊かにすることにつながり、社会的意義のある行動となることを検証した本です。江戸前の魚を食べることで、私たちの目指すべきライフスタイルや文化への実践を提案しています。

『「江戸前」の魚はなぜ美味しいのか』 藤井克彦[著] 祥伝社 2010.4
鮨や天麩羅の種など江戸前の魚のおいしさの秘密に迫りながら、東京湾の歴史を考察しています。江戸前の魚が食べたくなる東京湾ガイドです。

『江戸前のさかな 食文化の足跡をたどる』 金田禎之著 成山堂書店 2011.6
「江戸前の魚」=「東京湾で獲れる魚」は昔からおいしいと評価されています。この江戸前の魚について豊富な史料で紹介しています。

『東京湾再生計画 よみがえれ江戸前の魚たち』 小松正之著 雄山閣 2010.8
消えゆく魚介類たちの歴史を分析し、東京湾の豊かな生態系を取り戻すビジョンを提示しています。東京湾に生息するシラウオ、ハマグリ、ウナギなどの漁業の状態についても解説しています。

『豊かな東京湾 甦れ江戸前の海と食文化 』 小松正之著 雄山閣 , 2007.5
江戸前の海と魚、クジラと佃島・日本橋・築地・銀座界隈などの紹介をしながら、東京湾の様子やあり方を解説しています。

『よみがえれ東京湾 江戸前の魚が食べたい』 一柳洋著 ウェイツ 2008.7
江戸前料理・文化を支える東京湾漁業の歴史や、著者が20年間で撮影した海の生き物についても紹介しています。

『くじらと散歩 江戸東京湾 東京湾から房総・三浦半島を訪ねて』 一柳洋著 ウェイツ 2008.7
江戸東京湾とくじらの関係がわかるガイドブックです。東京湾周辺では、縄文時代からくじらを食用としていました。

『江戸前の素顔 : 遊んだ・食べた・釣りをした』 藤井克彦著 つり人社 2004.2
「江戸前」の食文化、釣り、言葉の由来などを紹介しています。

『うまい江戸前漁師町』 [交通新聞社編] 交通新聞社 2003.1
羽田・大森など、「江戸前」を守る東京湾付近の漁師町を紹介しています。

☆「三内湾域のアサリ漁業と東京湾の再生 ~養貝場の回復と無料潮干狩り場の造成~」 『水産振興』 44巻10号 通巻514号 東京水産振興会 2010.10
東京湾におけるアサリ漁業の再生について検討しています。

「TOKYOとれたて東京の海味」 東京都漁業協同組合連合会により運営されています。江戸前から小笠原諸島まで、捕れた魚介類を販売しています。


伊豆諸島・小笠原諸島の水産業と魚

『島しょ地域農林水産戦略構想 農林水産業の一体的振興による島しょ地域の活性化を目指して』 東京都島しょ農林水産総合センター振興企画室編集 東京都島しょ農林水産総合センター振興企画室 2006.8
伊豆諸島・小笠原諸島の島別の水産業の現状と基本方策の報告書です。

『東京の島 伊豆諸島の産物・伝統・文化』 [東京都学校給食会地場産物安定供給検討委員会∥編] 東京都学校給食会地場産物安定供給検討委員会 [2009.2序]
伊豆諸島で捕れる代表的な魚と調理法が掲載されています。各島ごとに水産業や特産品について解説しています。

『伊豆・小笠原諸島の魚たち』 東京都産業労働局水産試験場編 東京都産業労働局水産試験場 2002.3
伊豆諸島・小笠原諸島に産する魚名集です。地方名と標準和名、学名と対照できます。また、撮影できたものについてはカラー写真も併載しています。

『伊豆七島・小笠原の魚たち : 黒潮洗う島々に超A級の魚群乱舞』 田口哲写真 日本テレビ放送網 1986
伊豆諸島・小笠原諸島の魚のカラー写真集です。魚名の索引から写真のページをたどることもできます。

☆「東京の島々をとりまく海と漁業の現状と課題」 『しま』 54巻4号通巻217号 p.27-37 日本離島センター 2009.3
東京の島々の藻場再生や、サメやイルカの食害対策について検討しています。


伝統漁業・養殖業

『平野榮次著作集 2 江戸前漁撈と海苔』 平野榮次著 岩田書院 2005.8
東京の漁業と習俗について、詳しくまとめた研究書です。

『江戸前の海民 : 芝・金杉浦の記憶』 木下達文著 港区教育委員会(港区立港郷土資料館)2000.3
現在の港区芝あたりの、江戸前の伝統漁業の聞き書きをまとめた本です。

『海苔のこと大森のこと』 須佐知行編 ノンブル社 2010.12
およそ300年間続いた大森の海苔漁業について、証言や資料をもとにまとめています。

『大田区海苔物語』 大田区立郷土博物館編集 大田区立郷土博物館 1993.3
以前は海苔の養殖村だった大田区のガイドブックです。

『魚影を追って : 東京湾内湾漁業の世界 特別展』 港区教育委員会編集 港区教育委員会 1995.10
伝統漁具の写真が掲載されている展示図録です。

☆「深川地域に見る漁業の展開過程について」 『江東区文化財研究紀要』 3号 p.1-19 江東区教育委員会生涯学習部 1992.3
近世深川猟師町について論述しています。

☆「品川猟師町の展開と内湾漁業」 『品川歴史館紀要』 8号 p.105-126 品川区立品川歴史館 1993.3
品川猟師町の漁業構造について論述しています。

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