『多摩川』の巻

平成27年3月5日作成
情報サービス課都市・東京情報係

「第7回多摩川ウオーキング​​フェスタ 参加者を募集します」
(報道発表資料 平成26年7月28日 オリンピック・パラリンピック準備局)  *平成26年実施済のイベントです。

「今年も多摩川に500万尾を超えるアユが遡上!」
(報道発表資料 平成26年6月12日 産業労働局)

このほかのクローズアップ都市・東京情報
Pick up 情報の泉


このコーナーでは、都政や東京のニュースや話題をとりあげ、インターネット情報と都立図書館の資料をご紹介します。
さらに詳しい情報をお求めの場合には、御来館いただくか、電話(03-3442-8451)、Eメールレファレンス、文書でお問い合わせください。

 
 大都会を横切って流れる都市型河川多摩川は、首都圏における社会、経済、文化等の基盤となって、都市地域に貴重な自然空間を提供しています。1960年代後半には、水質汚染が急速に進み、「死の川」と呼ばれた時期もありましたが、国や都をはじめとする関係自治体、また多くの市民の長年にわたる地道な努力によって、本来の輝きを取り戻してきました。現在では、数多くの魚影も見られるようになり、周辺環境の整備とも相まって、水と緑のオアシスとして、多くの市民に親しまれています。
 今回のクローズアップ都市・東京情報では、多摩川について、その歴史、河川整備計画、自然保護、ガイドブックなどの関連資料をご紹介します。春の行楽シーズンには、東京の五大河川の一つ多摩川に出かけて、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。

☆印は都立中央図書館所蔵の資料です。★印はインターネットホームページで関連の情報を見ることができます。


多摩川の歴史

☆『新多摩川誌 上・中・下 別巻1~4』新多摩川誌編集委員会著 河川環境管理財団 2001.7( / 10・51A/ 5005/ 1B~7B)
多摩川とその流域に関する自然、社会、文化について、その歴史的発展に関する資料を広汎に収集し、解説しています。多摩川の全体像が、歴史的、地理的、技術的にあきらかにされています。本編は、上、中、下からなり、別巻にそれぞれ大部な「文献目録」、「統計・資料」、「統計・資料」、「年表」、「写真・図集」があります。また、これらすべてを電子化して収録したCD-ROM版も用意されています。

☆『超要約新多摩川誌紹介版 』新多摩川誌編集委員会[編] [河川環境管理財団] (T/ 10・51/ 5034/ 9)
膨大な情報を収録した『新多摩川誌』のエッセンスを小冊子にまとめ、利用の便を図った資料です。

☆『水のこころ誰に語らん 多摩川の河川生態』大島靖之監修, 小倉紀雄著, 河川生態学術研究会多摩川研究グループ著 リバーフロント整備センター 2003.11 (T/ 05・517/ 5017/ 2003)
河川生態学術研究会多摩川研究グループが2000年に出版した学術的な『多摩川の総合研究』を、多くの市民や学生にも理解できるように構成し直したものです。「第2章 多摩川のたどってきた道」を始め、歴史的な観点からの記述が充実しています。学校の副読本としても採用されました。

☆『多摩川の洪水と環境変動 近世多摩川洪水史と完新世段丘』 増渕和夫著 とうきゅう環境浄化財団 2002.3 (T/ 05・519/ 5009/ 23-12)
とうきゅう環境浄化財団は、多摩川に関する非常に多くの学術文献を刊行しています。この資料は、「近世洪水史にみる多摩川の洪水特性と環境変動」等、多摩川の洪水に関連する3つの学術論文を収録しています。巻末に詳細な「多摩川洪水氾濫年表」(1550-1925年)があります。

☆『多摩の古代中世 多摩川流域とその周辺 特別展』町田市立博物館編・刊 1988.6(T/ 60・20/ 3005/ )
 多摩川流域の古代中世の文化の諸相を、近年の学術調査によって発掘された出土品を中心にたどった企画展のカタログです。


多摩川の河川整備計画

国や東京都また多摩川流域の自治体が、様々な河川整備計画を公表しています。

☆『多摩川水系河川整備計画読本』国土交通省関東地方整備局京浜工事事務所監修, [河川環境管理財団編] 河川環境管理財団 2001.8 (T/ 05・517/ 5006/ 2001)
「多摩川水系河川整備計画」は「治水」、「利水」、「環境」及び「維持管理」を有機的に統合した世界的にも特筆すべき整備計画といわれます。後半に「多摩川水系河川整備計画・原文」を収録し、前半で計画の内容を図表や写真を中心にわかりやすく解説しています。

★この整備計画は、国土交通省京浜河川事務所のホームページにも掲載されています。

☆『秋川流域河川整備計画 多摩川水系』 東京都建設局河川部計画課企画係編 東京都 2013.3 (T/ 90・517/ 5001/ 2013)

☆『多摩川上流圏域河川整備計画 多摩川水系』[東京都建設局河川部計画課企画係編] 東京都 2013.3 (T/ 90・517/ 5002/ 2013)
両者ともに東京都建設局により出版されたものですが、多くのカラー図版とともに秋川流域、多摩川上流圏域の整備計画が、分かりやすく解説されています。「洪水に対する安全性を確保しつつ、豊かな自然環境が保全された、人々の憩いの場・癒しの場となる川を目指す」という目標が高く掲げられています。

★この二つの整備計画は、東京都建設局のホームページにも掲載されています。

☆『多摩川・荒川等流域別下水道整備総合計画』東京都 2009.7 (T/ 518.2/ 5099/ 2009)
環境基本法に基づく水質環境基準を達成・維持するために策定された下水道の整備計画です。「下水道の整備に関する基本方針」、「主要な排水施設」、「処理施設」の三つの表から構成されています。

★この整備総合計画は、東京都都市整備局のホームページにも掲載されています。

☆『狛江市多摩川利活用基本計画』 狛江市環境部環境政策課編 狛江市 2014.8 (T/67・518/ 5013/ 2014)
狛江市を流れる多摩川を「自然散策ゾーン」、「観光レクリエーションゾーン」、「スポーツ・健康増進ゾーン」等5つのゾーンに分け、現状・課題とともに具体的な取組みを示しています。

★この基本計画は、狛江市のホームページにも掲載されています。
 

多摩川の自然保護

☆『多摩川水源森林隊 豊かな水のための森づくりボランティア』[東京都水道局多摩川水源森林帯事務所編・刊] 2012.3 (T/ 94・653/ 5001/ 2012)
平成14年に設立された多摩川水源森林隊の活動を、写真・図版で紹介しています。約1000名の登録者があり、年間150回程度の活動を行っています。

☆『アユ百万匹がかえってきた いま多摩川でおきている奇跡』田辺陽一著 小学館 2006.4(T/ 05・519/ 5023/ 2006)
一時は「死の川」ともいわれた多摩川に、魚たちがぞくぞくと戻ってきているのはなぜか。NHKの現役ディレクターが番組制作の過程で目撃した自然の回復力と、人間と自然の共生ビジョンを綴っています。巻末に解説を付した参考文献があります。

☆『多摩川およびその流域の都市化と環境保全』中居達郎著 とうきゅう環境浄化財団 2002.3 (T/ 05・519/ 5010/ 30-214)
多摩川およびその流域の都市化が環境に及ぼす影響に関連して、「多摩川中・下流域における土地利用解析による景観環境学的研究」など、8つの学術論文を掲載しています。

☆『水恩の人 多摩川治水と平賀栄治』小林孝雄著 出版文化社 2000.8 (T/ 10・51/ 5016/  )
昭和に生き、多摩川治水に情熱を燃やした平賀栄治の業績を、残された史料に基づいて詳細にたどっています。昭和49年の多摩川大水害についても詳しく触れられています。

☆『多摩川の自然を守る会30年の活動日誌』多摩川の自然を守る会 2000.3 (T/ 10・46/ 5003/  )
多摩川の自然を守る活動が、高い評価を受けている同会の、30年に渡る詳細な活動日誌です。

☆『多摩川に生きる 横山理子著作集』横山理子[著], 多摩川の自然を守る会編 のんぶる舎 1990.4 (T/ 10・46/ 3001/ A)
多摩川のそばに住み、長く「多摩川の自然を守る会」の中心的な役割を担った横山理子氏が、様々な雑誌に寄稿した文章が集められています。巻末に「多摩川自然観察会のあゆみ」と著者の略歴があります。

☆『都市が滅ぼした川 多摩川の自然史』加藤辿著 中央公論社 1973 (T/ 10・51/ 2/ A)
1960年代に急速に水質汚染が進んだ多摩川の実態に迫るとともに、東京の水源政策についても明治期まで遡って述べています。自然保護の観点から人間にとって川とは何かを、深く考察しています。


多摩川のガイドブック​​ ​​​​

 

☆『多摩川サイクリングロード完全ガイド』小林一郎著, D-Cleaとうとうきゅう著 マガジンハウス 2013.9(T/ 290.9/ 5715/ 2013)
河口から源流まで、138kmを5コース分けて、サイクリングロードを紹介しています。各コースにある名所・旧跡などが、美しいカラー写真や地図とともに示されています。

☆『多摩川を歩く 源流から河口まで138kmを探る』佐藤秀明[ほか]写真, 中村文明監修 JTB 2001.8 (T/ 10・20/ 5024/  )
笠取山に源を発し、渓流を下りダムを渡り、都会の中を下って東京湾に注ぐ、その距離138kmに及ぶ多摩川。多くの人たちに四季折々の川の美しさ、楽しみを与えてくれる多摩川を、豊富な写真とともに案内しています。巻末に索引があります。

☆『多摩川をいく』平野勝著 東京新聞出版局 2001.5 (T/ 10・20/ 5017/ )
笠取山から羽村の一本杉まで、多摩川上流の名所を訪れて、写真と文章で紹介しています。東京新聞に2年間に渡って連載した記事をまとめたものです。

☆『多摩川と源流の山々 自然観察』ネイチャーネットワーク企画編集室著 ネイチャーネットワーク 2000.5(T/ 10・46/ 5002/  )
多摩川源流のひとつ、東京都最高峰・雲取山から多摩川に沿って河口までの山や谷に生きる動植物を、美しい写真や地図とともに紹介しています。

☆『多摩川ガイドブック 東京湾から源流へ』津波克明 取材・写真, 片岡理智取材・写真, 清水克悦 取材・写真 けやき出版 1999.8 (T/ 10・20/ 5001/ )
 多摩川を下流から上流へとたどり、水辺の様々な施設やプレイスポット、周辺の史跡や見どころなどを紹介しています。各地域ごとに、地図と交通機関が数多くの図版や写真とともに紹介されています。

☆『多摩川を溯る』中村吾郎著 東洋書院 1998.1 (T/ 10・20/ 3054/ )
神社やお寺など、歴史に名を残す名所・旧跡を中心に、様々なエピソードを綴りながら多摩川の河口から源流に向かっていきます。月刊誌『歴史と旅』に2年間に渡って連載されたものです。

☆『多摩川の小さな仲間たち』竹本久志著 アートダイジェスト 1998.7 (T/ 62・46/ 3001/  )
虫や魚、草植物、樹木など種々雑多な生態系の縮図となっている多摩川を、1年を通して観察し、98点のイラストとエッセイで紹介しています。
 

雑誌

☆『多摩川』とうきゅう環境財団   1号(1979年3月) –

☆『川のしんぶん 復刻版』多摩の自然を守る会 1号 (1976年10月) – 400号(2012年8月)

このページの先頭へ▲