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一般に長者番付と言われる見立番付です。金額は示されていませんが、越後屋と白木屋(現在の三越百貨店と東急百貨店)が肩を並べて勧進元になっています。行司には、大坂の鴻池家と並び称された江戸の両替商・三谷三九郎の名があります。
越後屋(現・三越百貨店)、大丸(現・大丸百貨店)と並び、江戸三大呉服店の一つとも言われた白木屋の軒先を描いた錦絵です。日本橋周辺は多くは京都や伊勢、松坂に本店を持つ呉服屋、木綿店が軒を連ねる江戸のファッション街でした。
大伝馬町には「大伝馬町木綿問屋仲間」と呼ばれる、木綿販売の独占権を持った組合がありました。そのため、越後屋、白木屋、松坂屋といった有名呉服店のほとんどがこの周辺に店を構えていました。