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大江戸探訪  

江戸城に迫る / 文明開化スポット   


江戸の町と江戸城

「江戸」という名称が文献に登場するのは鎌倉時代のことです。15世紀中頃には、当時、関東地域を支配していた上杉(うえすぎ)氏の重臣・太田道灌(おおたどうかん)(1432-1486)の手によって江戸城が築かれ、城下町が形成されました。

慶長江戸絵図
武州豊嶋郡江戸庄図

そして天正18年(1590)8月1日、後にこの地に幕府を開くこととなる徳川家康(とくがわいえやす)が江戸に入府します。現在の我々が思い浮かべる江戸の町はこの時から、家康、その後を継いだ秀忠(ひでただ)・家光(いえみつ)といった将軍たちの命によって形作られていくのです。家康はまず荒廃していた江戸城を改築。そして城を中心とした壮大な町づくりを開始しました。つまり江戸の町は、武士の都としてスタートしたのです。

御本丸方位絵図

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