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ビブリオバトルQ&A

(ビブリオバトル普及委員会協力)

ビブリオバトルに関する疑問のあれこれが、たちどころに解決します!

ここに書かれている情報は、次の3つの情報源に依拠しています。

  1. 知的書評合戦ビブリオバトル公式サイト
    (ビブリオバトル普及委員会 最終確認2013年9月26日)
  2. ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム
    (谷口忠大著 文藝春秋 2013.4 文集新書901)
  3. ビブリオバトル入門 ビブリオバトル公式ガイドブック
    (ビブリオバトル普及委員会編著 情報科学技術協会 2013.6)

本文中で紹介している「普及委員会のウェブページ」、『ビブリオバトル』、『ビブリオバトル入門』は、それぞれ上記1から3のことを指しています。
なお、東京都立図書館では上記2と3を所蔵しておりますので、ご利用ください。

Qビブリオバトルって何?
Aビブリオバトルとは、自分が面白いと思った本を持ち寄って5分間で順番に紹介し、その発表についてそれぞれ2、3分間のディスカッションを参加者全員で行って、最後に一番読みたくなった本を投票で決めるというゲームです。
ビブリオバトルの面白さは、異なる背景を持った人間同士のコミュニケーションにあります。自分が面白いと思う本を紹介する訳ですから、その人の人柄についても知ることができますし、自分一人で探していたのではなかなか出合うことのできない、意外な本との出合いがあります。
公式ルールについては、知的書評合戦ビブリオバトル公式ウェブサイトをご覧ください。分りやすい「チュートリアルビデオ」もあります。また、ビブリオバトル普及委員会編著『ビブリオバトル入門 ビブリオバトル公式ガイドブック』p.6-16には、ルールの詳しい解説があります。
Qビブリオバトルをやるために必要なものは?
A発表者と本のほかには、発表時間の5分を計るためのタイマーさえあれば、基本的にはどこでも出来ます。単なるキッチンタイマーなどでも大丈夫ですが、時間の経過が表示できるディスプレイがあると、さらに発表が盛り上がります。普及委員会のウェブページでは、ノートパソコンやタブレット端末で利用できるソフトウェアを紹介していますので、ご覧ください。
自分たちでいつでもどこでも出来るのがビブリオバトルというゲームですが、イベントとして運営されているビブリオバトルに参加するという方法もあります。開催情報については、知的書評合戦ビブリオバトル公式ウェブサイトをご覧ください。カレンダーがあるほか、Twitterでの探し方も記載されています。
Qなぜチャンプ本を選ぶの?
Aビブリオバトルでは、どんな本を紹介するかも、紹介のスタイルも、基本的にその人の自由です。しかしながら、「一人一票の平等な投票によってチャンプ本を決める」というルールがあることで、聞いてくれる人たちのことを考えて本を選び、発表内容を考えるようになります。つまり、ビブリオバトルがより面白く、そしてより良い本と出合う機会となるために、「チャンプ本を選ぶ」というルールが不可欠なのです。
また、自分たちの投票でチャンプ本を選ぶというルールがあることによって、聞く人も色々なことを考えながら他の人の発表を聞くようになり、発表の後の議論も活発になるという効果もあります。
Q発表時間は5分でなければいけないの?
Aビブリオバトルでは原則として、話したいことを話し終えてしまったとしても持ち時間の5分は使い切らなければならないし、逆に5分をオーバーしてしまったら途中でも打ち切られてしまいます。
ビブリオバトルの面白さは、本について知るだけではなく、本を通して発表者の「人」の部分に触れられることにあります。5分という時間は、本のあらすじや著者を紹介するだけではなかなか使い切ることができません。そのため、5分という枠の中で発表を組み立てようとすることによって、感想や出合った経緯など、その本と関わった「人」の部分が、自然と表現されるようになります。一方で、あまり時間が長すぎると集中し続けるのが難しくなってしまうために、5分という時間が選ばれています。厳しいようでもありますが、このルールがあるからこそ、限られた時間のなかでいかに鮮やかに自分の発表を展開するか、という面白さが生じてくるのです。
なお、あくまで特殊ルールですが、3分間の「ミニ・ビブリオバトル」もあります。詳しくは、知的書評合戦ビブリオバトル公式ウェブサイトをご覧ください。
Q雑誌やマンガを紹介してもいいの?
Aビブリオバトルでは、自分がみんなに紹介したいと思う本であれば、どんな種類の本を選んでも構いません。絵本、写真集、マンガ、雑誌、電子書籍など、ルール上はいずれもOKです。ただし、どんな本を選んだとしても、その本を使っていかに聞き手に届く発表をするかが問われる点は、一緒です。
また、イベントによってはあえて特定のジャンルの本に限定するなどの特別ルールを設けている場合もありますので、事前にご確認ください。
Q本の紹介のために、本以外のものを発表に使ってもいいの?
A自分が考える発表に必要なものであれば、本以外のものを多少使用することは認められています。ただし、あくまで紹介する本の良さを伝えるということがビブリオバトルの主旨ですから、話の中身よりも小道具が目立ってしまうような発表は、あまりおすすめできません。
また、事前に資料を作成して発表の時に配布したり、レジュメやスライドを用意して発表したりすることは、ルールとして禁止されています。その場で聞き手の反応を見ながら生み出される活き活きとした語りが、ビブリオバトルの醍醐味だからです。
例えば、ビブリオバトル普及委員会のウェブページでは、プログラミングの本を紹介するときに、その本を読んで作ったプログラムを実際に動かして見せる、という例が紹介されています。
複数の本を使うことも可能ですが、紹介のメインは、あくまで自分が選んだ一冊の本である必要があります。
Qうまく発表するためのコツは?
A初めてビブリオバトルにトライする方は、まず普及委員会のウェブページにある「5分の使い方」の項目を見てみると良いでしょう。動画サイトに投稿されている他の人の発表を見てみるのも参考になるかもしれません。これらでイメージを掴んだら、まずは実際に何度かやってみるのが早道です。ビブリオバトル普及委員会編著『ビブリオバトル入門 ビブリオバトル公式ガイドブック』には、発表者として上達するための実践的なコツが紹介されています(p.136-139「発表者としてうまくなる」)。
楽しいビブリオバトルを作り出すのは、すぐれた発表者だけではありません。上記『ビブリオバトル入門』では、このほか聴衆、司会者、主催者として参加する際のコツについても紹介しています。また、普及委員会のウェブページにある「スキルアップ」を読めば、「ビブリオバトルがうまくなるって具体的にどんなことなのか?」がわかります。
Q色々なビブリオバトルのスタイルについて知りたい!
A場所や人数、集まったメンバーの性質によって、さまざまな開催スタイルが考えられます。普及委員会のウェブページ「場所と開催スタイル」では、基本的な開催スタイルを説明しています。ビブリオバトル普及委員会編著『ビブリオバトル入門 ビブリオバトル公式ガイドブック』では、さらにさまざまなスタイルの実践事例が紹介されています。このほか、普及委員会ウェブページの「開催情報」などを手がかりに、さまざまなイベントの様子を覗いてみると参考になるでしょう。
Qビブリオバトルについてもっと知るには?
Aまずは、ビブリオバトル普及委員会のホームページをご覧ください。その上でさらに詳しい情報を得るためには、書籍としてまとめられたものが便利です。谷口忠大著『ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム』は、ビブリオバトルの概念や歴史について特に詳しく記されています。ビブリオバトル普及委員会編著『ビブリオバトル入門 ビブリオバトル公式ガイドブック』では、より実践的な面やさまざまな事例を知ることができます。
なお、東京都立図書館では上記の二冊をどちらも所蔵していますので、ご利用ください。

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