行く川の流れは絶えずして 『方丈記』800年

平成24年11月12日作成
情報サービス課


この情報は速報版として作成したものです。この他の資料、情報をお調べの方は、ご来館いただくか、電話(03-3442-8451)、Eメールレファレンス、 文書でお問い合わせください。
このほかのPick up 情報の泉
ニュースレファレンス(バックナンバー)
クローズアップ都市・東京情報

「方丈記800年 大震災と交差する厄災描写」(『朝日新聞』2012年8月5日 15面)

「『方丈記』関連書相次ぐ 世の無常 支持され続け800年」 (『読売新聞』2012年5月1日 10面)

「動乱描いた方丈記 現代に語りかける 鴨長明 来月、成立800年 (『東京新聞』2012年2月25日 27面)


鴨長明の『方丈記』は、『徒然草』(吉田兼好)、『枕草子』(清少納言)とあわせて日本三大随筆と呼ばれています。
『方丈記』が記された鎌倉時代の1212年から、今年は800年目となります。
安元3年(1177年)の大火、治承4年(1180年)の辻風、養和年間(1181-1182年)の飢饉、元暦2年(1185年)の大地震、など、天変地異に揺れる当時の世の中を鴨長明はどのようにみたのでしょうか。
「鴨長明」「方丈記」に焦点をあて、都立中央図書館で所蔵している資料の中からいくつか選んで紹介いたします。


図書

《方丈記を読む》

書名 編著者 出版者 出版年

『方丈記 自由訳』 新井満著 デコ 2012.6
『方丈記 新訳,乱世を生き抜くための「無常観」を知る』 鴨長明著,左方郁子編訳 PHP研究所 2012.5
『超訳方丈記を読む 私たちはこれからいかに生きるべきか』 小林保治編著 新人物往来社 2012.3
『平成「方丈記」 自由訳プラス,3・11後を生きる仏教思想』 松島令著 言視舎 2012.3
『無常という力 「方丈記」に学ぶ心の在り方』 玄侑宗久著 新潮社 2011.11
『方丈記 現代語訳付き 改版』(角川ソフィア文庫) 鴨長明著,簗瀬一雄訳注 角川学芸出版 角川グループパブリッシング(発売) 2010.11
『通読方丈記』 手崎政男著 笠間書院 2009.10
『日本の古典をよむ 14 方丈記』 小学館 2007.10
『方丈記に人と栖の無常を読む』 大隅和雄著 吉川弘文館 2004.2
『すらすら読める方丈記』 中野孝次著 講談社 2003.2
『新日本古典文学大系 39 方丈記』 佐竹昭広[ほか]編集委員 岩波書店 1989.1
『方丈記・徒然草』(新潮古典文学アルバム) 稲田利徳[編集・執筆],山崎正和[エッセイ] 新潮社 1990.7
『方丈記』(完訳日本の古典) 鴨長明著,神田秀夫校注・訳,永積安明校注・訳 小学館 1986.3
『方丈記・徒然草』 三木紀人編集,宮次男編集,益田宗編集 集英社 1980.12
『「方丈記」を読む』 馬場あき子著,松田修著 講談社 1980.6
『枕草子・方丈記・徒然草』(日本古典文庫) 河出書房新社 1978

《鴨長明を知る》

書名 編著者 出版者 出版年

『鴨長明とその時代 方丈記800年記念,国文学研究資料館創立40周年特別展示』
人間文化研究機構国文学研究資料館/編集

人間文化研究機構国文学研究資料館

2012.5
『鴨長明とその周辺』 今村みゑ子著 和泉書院 2008.12
『「方丈記」と仏教思想』 今成元昭著 笠間書院 2005.11
『鴨長明 閑居の人』 三木紀人著 新典社 1984.10
『鴨長明伝の周辺・方丈記』 細野哲雄著 笠間書院 1978.9

《写本》

書名 編著者 出版者 出版年

『鴨長明全集』
鴨長明[著],大曾根章介編,久保田淳編 貴重本刊行会 2000.5
『方丈記 : 大福光寺蔵鎌倉初期写本の複製』 日本古典文学刊行会 1971
大福光寺本『方丈記』は鎌倉時代前期の書写で現存する諸本のうち最古のものです。
『鴨長明方丈記 一条兼良筆本,自筆本複製』 鴨長明著 古典文庫 1956

《外国語訳》

書名 編著者 出版者 出版年

「A translation of Hojio-ki with a short essay on it」『漱石全集 第26巻』 (夏目漱石による『方丈記』の英訳 )
夏目金之助著 岩波書店 1996
『The ten foot square hut, and Tales of the Heike; being two thirteenth-century Japanese classics, the "Hojoki" and selections from the "Heike monogatari."』( Tut books. L ) Translated by A. L. Sadler. C. E. Tuttle Co. c1972
『Les Heures oisives (Tsurezure-gusa) 』( Connaissance de l'Orient; collection UNESCO d'œuvres représentatives ) [par] Urabe Kenkô. Traduction et commentaires de Charles Grosbois et Tomiko Yoshida. Suivi de notes de ma cabane de moine (Hôjô-ki) par Kamo no Chômei. Traduction du R. P. Sauveur Candau. Gallimard c1968
『Aufzeichnungen aus meiner Hutte』(Japanische Bibliothek ) Kamo no Chōmei ; aus dem Japanischen übertragen und mit einem Nachwort von Nicola Liscutin. Insel 1997


雑誌記事

雑誌名・巻号(出版年月) 特集名

『国語と国文学』 89巻5号通巻1062号(2012年5月) 中世の随筆・日記
『文学』13巻2号(2012年3・4月) 特集方丈記800年

このページの先頭へ▲