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外国の情報を調べた事例1 ドイツのフォレスター

Q ドイツのフォレスター(森林管理官)について、制度内容や現状などが詳しく載っている資料があれば教えてほしい。
A 以下の資料に関連する情報がある。 (調査年月:2011年10月)

図書
資料1『ドイツ森林経営史』の「第三章 国有林の管理体制 3.森林官」、資料2『森が語るドイツの歴史』の「第六章 森を管理した人々や組織-森の管理や森に関する行政の歴史」の中の「第16節 十九世紀以降の森の管理や行政の展開」と「第17節 帝国森林庁とナチス」、資料3『ヨーロッパの森林管理』の「第4章 ドイツの森林行政改革」、「第5章 ドイツの統一森林署」、資料4『諸外国の森林・林業』の「ドイツの森林・林業」などに記述がある。 資料1は、西ドイツ時代のものであるが、紹介資料の中では森林官制度について一番詳しく書かれている。

雑誌記事
資料5『現代林業』(543号)の「特集 ドイツ・フォレスターとの公開討論-将来木施業と森林管理」と、資料6『現代林業』(530号)の「特集 普及員が見た欧州フォレスター」には、日本を訪れたフォレスターの実際的な提言を収めた部分がある。
なお、国立国会図書館の『雑誌記事索引』を「フォレスター」、あるいは「ドイツ」and「森林官」で検索すると、以上のほかにも『山林』、『杣径』などに掲載されている記事がでてくるが、当館では所蔵していない雑誌のため、質問に適う内容かどうか確認できなかった。

インターネット情報
ドイツからみた日本の森林・林業の課題 -2008年「森林組合トップセミナー」・「ドイツ元森林官との意見交換会」の講演録-』(農林中金総合研究所 2008.10.28)を紹介。
これは全部で102ページもあるものだが、森林官の業務について触れている部分がある。

調査の経緯

蔵書検索・雑誌記事検索・インターネットなどを用いて調査し、当館の蔵書の中から情報が掲載されているものを探していった。

ここが使える 調査に有効な資料・情報

『CiNii Articles』(国立情報学研究所)

学術論文や図書・雑誌などの学術情報データベース。以前は学術論文のみを対象としていたが、「CiNii Articles」と改称。大学図書館の本をさがす『CiNii Books』が新たに開設されている。

調査に使用した資料

No.資料情報
(都立図書館の蔵書検索画面やWebサイトにリンクします)
請求記号ページ
1 『ドイツ森林経営史』 小沢今朝芳著 日本林業調査会 1968 6511/O986/D p.294-298
2 『森が語るドイツの歴史』 カール・ハーゼル著 山県光晶訳 築地書館 1996
Forstgeschichte.の抄訳
6502/3060/96 p.219-224、p.224-226
3 『ヨーロッパの森林管理』 石井寛 神沼公三郎編著 日本林業調査会 2005 651.1/5031/2005 p.115-145、p.149-174
4 『諸外国の森林・林業』 日本林業調査会 1999 651.1/5001/1999 p.157-194
5 『現代林業』 543号 (2011年9月) 全国林業改良普及協会 p.12-35
6 『現代林業』 530号 (2010年8月) 全国林業改良普及協会 p.12-33

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