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歴史や事件について調べた事例2 浜町川の埋め立て

Q 浜町川埋め立てにいたる経緯及びその後の処理について知りたい。
A
  • 資料1『江戸の川・東京の川』の「X都市河川への展望」→「姿を消した川」「江戸湊の埋立て」の中に「図39:中央区内の河川埋立て状況」「表15:中央区内の河川埋立て一覧表」があり、埋立地域、認可年月日、竣功年月日等が出ている。
  • 資料2『東京都政五十年史 通史』には、昭和20年度から28年度にかけての都心部不用河川の埋立て、瓦礫処理について記されている。昭和24年度の埋立て対象河川に浜町川も含まれている。
  • 資料3『建設のあゆみ』に、戦災灰燼処理事業の概要や過去五年間(昭和20〜25年度)の処理経過が出ており、昭和24年度のところで浜町川についても記されている。
  • 資料4『東京の中小河川における都市計画と歴史的経緯に関する基礎的研究』の第3章及び第4章には、河川消失の時期、河川埋立等の理由、記録誌にみる河川埋立等の経緯、河川不用論に関する考察などが記されている。浜町川の埋立用途は「宅地、道路、下水道、緑緑地」となっている。
  • 資料5『中央区史 中巻』第1章の「灰じんの処理と河川の埋立」の項に、簡単な記述がある。河川埋立状況の表があり、河川名、位置、企業者、目的(浜町川は「宅地造成」)等が出ている。
  • 資料6『東京私記』は、都長官、都知事を務めた安井氏の著書。「堀を埋める」の項に、当時の様子が記されている。

調査の経緯

河川に関する資料のほか、都政史、所管局事業概要、区史などを幅広く調査した。

ここが使える 調査に有効な資料・情報

都内区市町村史誌

都立図書館では、現行の自治体が発行した区市町村史はもちろん、東京15区、東京35区時代の資料や郡史等も所蔵している。
地方史は特定の地域の歴史のみならず、地域の様々な主題について調べるための有効な資料である。

調査に使用した資料

No.資料情報
(都立図書館の蔵書検索画面やWebサイトにリンクします)
請求記号ページ
1 『江戸の川・東京の川』 鈴木理生著 井上書院 1989.8 T/0・200/97/89 p.274-278
2 『東京都政五十年史 通史』 東京都企画審議室調査部著 東京都企画審議室調査部 1994.12 T/0・317/3095/G1 p.78-80
3 『建設のあゆみ』 東京都建設局編 東京都建設局 1953.11 /0951/T7282/K4 p.202-212
4 『東京の中小河川における都市計画と歴史的経緯に関する基礎的研究』 石原成幸[著] [石原成幸] 2008.2 T/05・517/5042/2008 p.101-142
p.143-157
5 『中央区史 中巻』 中央区編 中央区 1958 T33・16/2 p.236-239
6 『東京私記』 安井誠一郎著 都政人協会 1960 0904/Y611/T p.45-53

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