都立図書館の政策立案支援サービス

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都立図書館では、都職員の皆様が政策立案する際に必要な資料・情報を提供します。


地図や地名を調べた事例2 3千分1地形図

東京都建設局が昭和31~34年に発行した3千分の1(3000分の1)東京都地形図を探している。都立図書館で所蔵しているか。
 

地図の所蔵状況を『東京都立中央図書館 都市・東京情報係所蔵地図目録』で確認すると、「三千分一地形図」の項目に、資料1など、東京都都市計画協議会発行、昭和30~35年測図(昭和43~44年修正)の3千分1地形図が、41枚収録されている。ただし、収録範囲は多摩地区のみである。
資料3「都市計画基本図としての東京都三千分一地形図の作成」(千歳壽一著、『地図』46巻3号収載)より、東京都三千分一地形図は、都市計画に用いるため、当時の都市計画区域(※1)を対象として、昭和31年から4年間にわたって282面作製され、その後、2年ごとの修正を経て、昭和43年の都市計画法の改正まで東京の都市計画立案の基礎として使われたことがわかる(※2)。おそらく、当館所蔵の41枚の地図は、この3千分1地形図の昭和43~44年修正図であろうと思われる。
このほかに、資料の一部に収録されているものとしては、資料2『5千分の1江戸-東京市街地図集成2』があり、23区にあたるの部分の3千分1地形図が、5千分の1に縮小されて掲載されている。

(※1) 当時の都市計画区域とは、23区、八王子、立川、武蔵野、三鷹、府中、調布、青梅、昭島、町田、東村山、福生、小金井である(当該自治体以外の近隣の町村を含む)。

(※2) 資料3の論文によると、「実際の作成は委託(受託者:八洲測量)で実施され、監督・検査を東京都建設局が行った。市町村は分担金を負担した。 」とある。

  

  調査の経緯  →  地図目録、蔵書検索により所蔵資料を調査した。資料の一部に収録されていることもあるので、関連資料を手にとって内容を確認していった。

◆ここが使える◆
調査に有効な資料・情報


『東京都立中央図書館 都市・東京情報係所蔵地図目録 -平成21年9月末現在-』
(都立中央図書館)

都立中央図書館都市・東京情報係で所蔵する東京関係の地図目録。近世以前の地図(複製)と、明治から平成までの地図を収録している。


調査に使用した資料

No. 資料情報
(都立図書館の蔵書検索画面やWebサイトにリンクします)
請求記号      頁     
1 『青梅』 東京都首都整備局[編] 東京都都市計画協議会 c1969 ( 三千分一地形図 ; 青梅7号 )  T/290.3/5027/8-7   
2 『5千分の1江戸-東京市街地図集成 2 1887(明治20)年-1959(昭和34)年』 地図資料編纂会編 柏書房 1990.6  ( 日本近代都市変遷地図集成 )  DRT/0・290/103/2   
千歳壽一「都市計画基本図としての東京都三千分一地形図の作成」 『地図』 46巻3号(通巻183号) 2008.9  p.29~39

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