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10. 康煕字典

康熙字典

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清張玉書等奉勅編 清刊 40冊 殿版
諸橋文庫 823-MW-2

中国清代、学術振興に力を入れた康煕帝の命により編纂された字書で、帳玉書らの手により1716年に完成した。4万7千余字を収め、部首の画数順により、同部首内も文字の画数順に配列されている。一字一字について字音・字義を示し、古典における用例を列挙するが、熟語は載せていない。この種の字書としてはもっとも完備されたものとされ、以後の漢字字典、日本の漢和辞典にも大きな影響を与えた。ただしわずか数年で完成させたためか誤りも多い。殿版とは武英殿版の略称で、当時北京の紫禁城内の武英殿で出版が行われたため、このように呼ばれる。
清代の書家で詩人、説文・金石学に造詣の深かった何紹基の旧蔵本。日本における最も大規模な漢和辞典である『大漢和辞典』の編著で有名な漢学者諸橋徹次博士が所蔵されていたものである。諸橋氏の蔵書は戦時民間の蔵書を買い上げ疎開する事業の一つとして、当時の日比谷図書館に入った。

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