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5. 柳亭翁雑録

柳亭翁雑録

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柳亭種彦自筆 半紙本2冊
加10814

『正本製』『偐紫田舎源氏』などの合巻や考証随筆で著名な柳亭種彦の日記と雑録。日記は文化13年(1816)8月9日から閏8月27日までで、他に自筆稿本・覚書などを合わせ半紙本2冊に綴じこんだもの。明治に入り三代目種彦(自称二代目)を襲名した高畠藍泉の旧蔵書で、彼の手により整理、装丁されたと推測される。
8月11日から13日にかけ、前年より刊行を始めた『正本製』九の巻(翌年刊の三編最終巻のこと)執筆に関する記述が見える。またその『正本製』を始め、合巻で多くコンビを組む画工歌川国貞と共に隅田川花やしきへ出かけたとあり、その生活を垣間見ることができる。
種彦の日記はこの他、文化5年から7年の各々一部分が国会図書館などに現存している。自著以外にも書籍に関する多くの記事が見られ、蔵書家としても著名な種彦の蒐集の目的などがうかがえる。

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