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7. 菓子話船橋

菓子話船橋の画像

船橋屋織江著 和泉屋市兵衛 天保12年(1841)刊 1冊
加3836

深川佐賀町の菓子の名店船橋屋は文化初めの創業で、練羊羹を売り物としていた。本書はその船橋屋の主人が、店に伝わる菓子の製法を、素人の菓子好みの人々が作れるようにと分量付きで記したもの。『料理通』の菓子編といった趣があり、同じく「江戸流行」の角書きを持つ。
羊羹はかつては小麦粉や葛粉をつなぎとし、蒸して固める蒸羊羹が一般的だったが、十八世紀後半には寒天で固める練羊羹が、口当たり日持ちのよさで人気を集め、各地に広まった。提示は名物の練羊羹の製法を記した部分。ほかに麦羊羹、胡麻羹、百合羹、白羊羹など様々な素材の羊羹の製法も記載されている。

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