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9. 左右競(「洗雲彩霞」より)

左右競(「洗雲彩霞」より)

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墨摺り 1枚 47×36cm
加403(43)

6の「鶏肋雑箋」同様、加賀氏作成の貼込帖「洗雲彩霞」中の見立番付から一枚紹介する。あらゆる事物を相撲や芝居の番付体裁に倣い序列化した見立番付と称する一枚摺は、文化文政期から明治にかけて数多く版行されている。食べ物に関する番付も多く、鰻屋の番付や、以前このコーナーでも紹介したがおかずの番付もある。
この一枚は、東方を上戸(酒飲み)の方として料理屋を、西方を下戸の方として菓子屋など甘い物の名店を並べている。4の『料理通』で紹介した山谷の八百善は中央の下部、相撲番付でいう勧進元の部分に納まっている。また3の海老屋、扇屋の名も上戸の方に見える。

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