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4. 大名小路神田橋内内桜田之図

大名小路神田橋内内桜田之図の画像

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尾張屋清七 嘉永2年(1849)刊・後修 1舗 49.3×54.2cm
東京誌料 0411-4ア

江戸のような大都市の場合、一枚図では詳細な情報まで盛り込むことができず、また大型になりすぎて携帯に不便であるなどの理由から、地域毎に分割したより便利な切絵図が発達した。特に幕末には、近江屋板、尾張屋板、平野屋板が相次いで刊行された。そのなかでもこの尾張屋板は、その分割の仕方、色彩、寺社などを絵画的に描き親しみやすさをだしたことなどから人気を博し、明治に至るまで摺られた。
この図は大名・旗本の役宅が集中している地域のため、人事交代で役宅がかわる度ごとに出版されたらしい。最初の嘉永2年の刊記を持つものでも、処々に改訂を施した10種が確認されている。図下中央、松平丹波守役宅のあたりが、現在の東京駅周辺である。また図中央の和田倉御門、桜田御門など、現在も皇居外苑にその名を残す。

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