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4. 御城内外御作事御手伝方丁場絵図

御城内外御作事御手伝方丁場絵図

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写図彩色 1舗 65.0×69.1cm
東京誌料6158-7

江戸幕府には建設を担当する役所として建築担当の作事方、小普請方、土木担当の普請方があった。図の署名「甲良豊前」に見える甲良(こうら)家は、初代宗廣から11代棟隆まで代々作事方の大棟梁を勤めた家柄。江戸城・寛永寺・日光東照宮など幕府直轄の建築工事は、大部分甲良家が携わって設計監督や修理を行った。
この図は、本城(本丸・二ノ丸・三ノ丸)と西城(西ノ丸・紅葉山)、それを取巻く吹上・北ノ丸、西ノ丸下・大手前・大名小路で構成された内曲輪を描いている。赤い付箋は、元禄16年(1703)大地震によって破壊された石垣・櫓・門等の復旧工事の分担を示しており、黒田伊勢守(長清)、秋月長門守(種政)等の名が見える。重要文化財に指定されている江戸城造営関係資料646点の内の1枚である。

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