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5. 江戸御見附略図

江戸御見附略図の画像

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嘉永4(1851)刊 木版色摺 1枚
東京誌料6176-C3-2

江戸城は寛永年間(1624-44)に二ノ丸・三ノ丸を含めた内郭部分と濠・外郭部分が完成したといわれている。大きく「の」の字を描いたように螺旋状に濠をめぐらし、敵に攻め込まれにくい構造をとっていた。「見附」は、江戸城内郭外郭の城門で、警備が見張る場所をいい、現在でも往時の姿を和田倉門などにうかがうことができる。
当図は嘉永4(1851)刊行で、各門に担当の見附役人の名が記されている。江戸城の正門ともいえる大手門は「阿部播磨守」と「榊原式部太輔」、内桜田御門は「間部下総守」と「松平主殿頭」となっている。右側には奉行や火消の御役の名が見え、町奉行には「遠山左エ門尉」の名が見える。御役交代のたびに修され刊行されたものと推定される。

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