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4. 御本丸御玄関遠侍建地割五十分ノ一

御本丸御玄関遠侍建地割五十分ノ一

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御本丸御玄関遠侍建地割五十分ノ一 甲良若狭控 [万延度]写図彩色 1幅(97.0×97.5cm)
東京誌料 東6167-D1

幕府の政庁及び将軍の住居である本丸御殿は、さまざまな建物からなる巨大建築であった。その全体像は「江戸城御本丸御表御中奥御大奥総絵図」(請求記号東6151-4)からうかがうことができる。
当図は遠侍(とおざむらい)という建物の外観を描いている。上半分に正面となる南側立面、下半分に東側の立面を描き、図面の間には、それぞれの規模や仕様の覚書を書いている。梁間は11間(約21m)、屋根の上に鬼板(獅子口)、破風には懸魚を置き、飾(錺)金具を施した堂々たる建物である。
この建物には本丸御殿の正面玄関と、「遠侍の間」がある。「遠侍の間」は登城した大名を出迎えたり供の者が控えたりするところである。
建地割(たてじわり)は江戸時代の用語で、現代の立面図または立・断面図に当たる。

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