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5. 御本丸御白書院南側矩計

御本丸御白書院南側矩計

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御本丸御白書院南側矩計 甲良若狭控 [万延度] 写図 1舗(79.4×39.8cm)
東京誌料 東6164-14

万延元年に建てられた本丸御殿白書院の矩計図(かなばかりず)である。矩計図は、建物の高さを示す断面図で、現代でも家を建てるときには、平面図と矩計図が基本的な図面として作成される。本資料群では多くの矩計図を所蔵し、最も豊富に図が揃っている万延度本丸御殿造営に関わる図面において76図を数える。
白書院は大広間に次ぐ格式をもつ建物で、将軍の応接室として公的行事に用いられた。年始や比較的重い年中儀礼のとき将軍が大名と対面し、また、大名の隠居、婚姻などの許可に対するお礼の際の対面所として用いられた。
当図は、上段・下段の境と入側(いりかわ 畳敷きの廊下)の断面を示し、床の高さ、窓・欄間等の寸法を記入している。上段は下段より床が五寸八分(17.6cm)高く、天井は折上格天井で九寸八分(29.7cm)高くなっていることが分かる。

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