ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文へ移動する

ここからグローバルナビです。

グローバルメニューここまでです。

1. 戰國策補註

戰國策補註

Copyright (C) 2005 東京都立中央図書館特別文庫室 All Rights Reserved.
無断で転載・転用することを禁止します。

戰國策補註 三十三巻 巻一至七欠 後漢高誘撰 宣統元年(1909)刊 民国17年(1928)商務印書館印 活版 3冊
市村文庫 市222-IW-173

『戰國策』は中国の雑史で、戦国時代(紀元前403-221年)縦横家が諸侯に述べた策略を、前漢の劉向(りゅうきょう)が国別に分類補正した書。現行書は宋の曽鞏(そうきょう)が残欠を補い復元した。当書はその注釈書である。縦横家とは、戦国時代に外交戦略を説いた学派をいい、蘇秦、張儀の合従(縦)連衡(横)から名をとっている。司馬遷が『史記』をあらわすにあたり、『戦国策』から多くの材料を得たといわれる。
掲出部分は巻三十(燕策)の、いわゆる「漁夫の利」の部分である。鷸(しぎ)と蚌(はまぐり)が争いに夢中になっている間に両方とも漁師に取られてしまう「鷸蚌(いつぼう)の争い」という故事から、趙の恵王が燕を攻めようとしたときに、遊説の士蘇代(そだい)が、このまま攻めると国が疲弊し秦が利を得ると諌め、王は攻撃を中止した。

ここからサイトのご利用案内です。

サイトのご利用案内ここまでです。