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3. 貞観政要

貞観政要

貞観政要

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貞観政要 十巻 唐呉競撰 元戈直集論 文政6年(1823)刊 10冊
市村文庫 市312-IW-11

「貞観」は唐の太宗の年号(627-649)で、その治世は唐王朝三百年の基礎を固めた繁栄の時代であった。『貞観政要』(じょうがんせいよう)は皇帝と名臣との政治問答集で、「貞観の治」の要諦をあらわしている。古来から帝王学の教科書として重んぜられ、徳川家康が特に愛読し、足利学校に命じ出版させている。本書も江戸後期の和刻本である。
掲出部分は君道篇から、貞観10年の項「創業と守成といずれか難き」といわれる部分である。太宗の問いに、天下平定に尽力した房玄齢(ぼうげんれい)は創業を、現在天下の平定を継続する魏徴(ぎちょう)は守成をそれぞれ難しいと答えた。太宗は、創業の困難はもはや過去のこと、今後は皆と守成の困難に対処したいと言った。

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