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第25回 ペール・カストール・アルバム - フランスの絵本

フランスの出版人、ポール・フォシェは、絵本こそ教育の道具として最適だと考え、1931年に「ペール・カストール・アルバム」を創刊した。
読者対象は、ようやく本を読めるようになった子どもたち。この年頃こそ豊かな感受性を持ち、将来の精神的発達の基礎が築かれる時期だからである。フォシェは子どもにとって大切なものは、自発的に何かを作る創造的手作業への熱意、大自然の不思議に心を打たれる感受性、そして地球上の様々な人々への興味の3点だと考えた。その理念を絵本で実現するべく、ふさわしい作家、画家をそろえ、共同で仕事を行った。
また、自ら「ビーバーおじさん」(ペール・カストール)と名乗り、子どもにやさしく語りかけるなど、本全体に暖かさとユーモアが感じられる。廉価な紙に針金綴じの簡易な本は、世界各国に影響を与え、今日でも刊行されている。
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