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3. 双筆五十三次 鞠子

双筆五十三次 鞠子

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双筆五十三次 鞠子
三代歌川豊国・歌川広重画 丸屋久四郎 安政元年(1854)12月 大判錦絵竪1枚
東京誌料 061-C002-21

鞠子といえば名物とろろ汁を出す店を描いた絵が多いが、ここでは次の岡部宿へ向かう途中の宇津谷峠の茶店をとりあげている。
お盆を手にした女性の前の床机に見えるのは十団子(とうだんご)と呼ばれる名物で、小さな団子を10個づつ麻糸に通し数珠玉のようにして売った。多くの道中記(旅行案内)に名物として記されている。
かつて宇津谷峠は昼でも暗く、人食い鬼が旅人を悩ませていた。団子の形状は地蔵菩薩がこの悪鬼を退治した伝説に因むという。十団子は道中安全や厄除けのお守りとしても親しまれてきた。

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