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3. 南畝莠言

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南畝莠言
2卷 大田覃(南畝)著 文宝亭編 文化14(1817)刊
請求記号:特2423

少年時代から読書を好んだ南畝が、世事・風俗・文学多方面にわたる故実を倦まず抄出して積もった数巻の中から、門人文宝亭が抜粋編纂した書。全123条から成る。
その四十八「唐の双陸(すごろく)并図」の条、『五雑組』を引いて中国でいう陞官図(しょうかんず)が日本の官位双六であろうとしている。ただし見開きの挿絵は、起馬とある振り出しから中央の水晶宮に上がる西遊記に取材したらしい双六。本書の旧蔵者椎園が文政7年に原本に就いて彩色を施したことが、識語からわかる。紙の寸法も書き入れてある。
左下にある桃花塢とは、蘇州版画の産地として著名な地域で、中桂正はそこの作画坊のひとつである。

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