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8. [山東京伝より黒沢翁満への書簡]

[山東京伝より黒沢翁満への書簡]

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[山東京伝より黒沢翁満への書簡]
1通 (16.3×88.2) 畳物
請求記号:渡4628

絵師であり黄表紙・洒落本作者でもある山東京伝の手紙。冒頭に「再白」とあり、別の手紙があるらしく、これには差出人の名も受取人の名もない。内容と筆跡から差出人は山東京伝と確認される。書簡の裏に付箋が添付され、受取人を国学者で歌人でもある黒沢翁満としている。
京伝は寛政3年筆禍にあって以降、近世初期の風俗・人物・演劇などの研究・考証に力を注ぐ。書簡冒頭に出てくる『骨董集』は『近世奇跡考』に次ぐ著者第二の考証随筆。文化11年・12年に上編3巻4冊が刊行されたが、ついに完成に至らず、京伝は文化13年9月に没した。京伝は執筆のため資料収集に情熱を傾けていた。この書簡もその一環をなすもの。書簡中の「毬打」「ふりふり」「羽子板」「祝ヒ木」に関する記事は上編下巻に見える。

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