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鈴木修理日記
60冊　写
請求記号：東京誌料2432-2

幕府作事奉行配下の御大工頭鈴木修理長常・長頼父子二代による、寛文10年（1670）から宝永3年（1706）までの日記。内容は公私両面にわたるが、大方を占めるのは職務上の覚書と記録である。御大工頭は大工のほか木挽・壁方・錺方・鍛冶方など諸職を統括し、幕府関係諸工事に携わった。元禄地震の際は、子の長頼が大棟梁甲良豊前ほかの諸職方を率い復旧工事の管理を担当しており、詳しい記録が残されている。
本書は修理父子の直筆か否かは不明だが、唯一の伝本である。