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2. 物類品隲

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物類品隲
6巻 平賀源内(鳩渓)著 須原屋市兵衛等 宝暦13年(1763)刊 6冊
請求記号:和260

本草学者、蘭学者、医者、作家、画家など多彩な分野で活躍した平賀源内の著した物産解説書。品隲(ひんしつ)とは、事物の優劣や品質などを論じ定めることである。田村藍水一門が催した宝暦7年以来5回の薬品会と呼ばれる物産会への出品物2000余種の中から360種を取り上げて解説している。巻之一から四が本文、そのうち特に珍しい32品は巻之五に写生図をのせ、巻之六付録には朝鮮人参の栽培法、さとうきびからの砂糖の製法が図入りで紹介されている。掲出は巻頭部分、和名「薔薇露」すなわちバラの香水の製法や保存方法が記されている。
本書見返し及び刊記には「松籟館蔵板(版)」とある。「松籟館」は源内の私家版であるとする説と、源内を重用した高松藩松平頼恭との関係を示唆するものとの説がある。

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