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2. 電燈の巻(少年工芸文庫 第十二編)

電燈の巻(少年工芸文庫 第十二編)

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電燈の巻 (少年工藝文庫 第十二編)
石井研堂著 博文館 1903(明治36)年
請求記号:508/1/12

1903(明治36)年、『理科十二ケ月』に続けて、石井研堂が書いた『少年工芸文庫』(全24冊)の1冊。このほか、『鉄道の巻』、『電話の巻』、『写真の巻』などがあり、文明開化の諸相を取り上げ、その過去と現在、実態と利用を万遍なく説明している。
明治20年代になると、教育制度もととのい、尋常小学校を終えて、さらに高等小学校や尋常中学校に進学する生徒も増えてきた。そうした読者を対象に、研堂は、1889(明治22)年、雑誌『小国民』をほぼ独力で創刊した。当時の愛読者には、吉野作造、安陪能成、諸橋轍次、篠田鉱造など一流の学者になった人も多い。研堂は、明治開国以来の事物を記録した『明治事物起原』(1908(明治41)年)で有名だが、児童文学のノンフィクションの領域を開き、確立したことも大きな功績である。

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