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5. 案内吉原双六

案内吉原双六の画像

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案内吉原双六
志満山人撰 歌川国信画 森屋治兵衛 刊 42.3×53.5cm
請求記号:0791-S2

吉原は明暦3年の大火を機に日本橋から浅草寺裏の場所へ移された。江戸の市街地発展による風紀上の問題からといわれている。その新吉原は、魚河岸・芝居町と共に一日千両の金が落ちるといわれ、ここを抜きにしては江戸の文化を語ることはできないだろう。
これは大門をふり出しに仲の町を上りとした新吉原のイラストマップ式双六で、実際と一致しないところもあるが、全体の有様をわかりやすく写している。国信が一陽斉の号を使用するのは文政末からであり、また角町の十二軒と呼ばれる小格子の店々は、文政11年秋の『吉原細見』以降掲載されているところから、文政末もしくは天保初めの刊行と思われる。なお志満山人は国信の戯作名である。

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