ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文へ移動する

ここからグローバルナビです。

グローバルメニューここまでです。

3. 摩以亜物語(まいあものがたり)

摩以亜物語(まいあものがたり)の画像

Copyright (C) 2011 東京都立多摩図書館児童青少年資料係 All Rights Reserved.
無断で転載・転用することを禁止します。

摩以亜物語(まいあものがたり) 鈴木三重吉著 清水良雄絵
赤い鳥 第3巻第5号、第3巻第6号、第4巻第2号
赤い鳥社 1919(大正8)年11月、12月、1920(大正9)年2月
日本近代文学館 複製版

雑誌『赤い鳥』に3号にわけて掲載されている。最後の第3巻第2号のみタイトルが「小さな摩以亜」となっている。
原作では、「小さい」という意味の「おやゆびひめ」と呼ばれていたが、最後に王さまに出会い、「マイア」と初めて名づけてもらうのだが、本書では、最初からマイアと名前がつけられている。また、冒頭で女の人の寂しい心情を詳しく描写し、種を手に入れるまでに2頁も費やしたり、カエルにさらわれたマイアが『お母さまァ、お母さまァ』と呼ぶなど、原作に書き加えを行い、鈴木三重吉独自の情緒的な作品となっている。
第3巻5号の巻頭に、清水良雄による睡蓮の葉にのせられたマイアのカラーの口絵がある。
『赤い鳥』は、大正7年に、童話と童謡を創作する文学的運動として、鈴木三重吉が創刊した雑誌。

ここからサイトのご利用案内です。

サイトのご利用案内ここまでです。