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第41回 「おやゆびひめ」の旅 -明治から昭和-

2011年3月3日更新

デンマークの詩人、作家であるアンデルセンは、『おやゆびひめ』、『雪の女王』、『人魚姫』など、生涯に150余編の童話を創りました。「アンデルセン童話」として世界中で愛読され、日本でも明治から今に至るまで、多くの翻訳書が出版されています。
今回は、誰もが知っている「おやゆびひめ」を取り上げ、時代を経て、どのように紹介され、受け入れられてきたかを当館資料からご覧いただきたいと思います。明治期には、西欧の文物に不慣れな子供たちにもわかるように日本風に変更されたり、大正期には、優れた画家により、競って美しい挿絵で彩られるなど、1つの作品を通してみると、その時代の児童文化の流れが見えてきます。
現在では、絵本の形で抄訳されることが多いため、幼児向けと思われがちですが、1年半にわたるおやゆびひめの運命を描いた物語は、小学校2、3年生以上が楽しめる作品です。抄訳の功罪については、当館の広報誌『ぷらたなす 52号』を併せてご覧ください。

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