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2.嘉永七甲寅年八月六日猿白院成清日田信士行年三十二才

嘉永七甲寅年八月六日 猿白院成清日田信士行年三十二才の画像

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嘉永七甲寅年八月六日 猿白院成清日田信士行年三十二才 37.0×35.0cm
請求記号:東5721-C33ウ

八代目団十郎(1823〜1854)の死絵です。八代目団十郎は、七代目団十郎の長男で、10歳で八代目を襲名しました。若くして天才的な技芸を見せ、天性の華やかさと美貌が幕末の退廃的な気分に合い、江戸っ子の熱狂的な支持を受けましたが、安政元年(1854)、旅先の大坂で謎の自殺を遂げ、32歳の若さで世を去りました。
死絵とは人気の高い人物が死んだ直後、その人物の肖像を描き、没年月日や法名、菩提寺、辞世および追善の句などを添えて売り出された浮世絵です。八代目団十郎の死絵はその人気から数で他を圧し、100種類以上が制作され、売り出されたといわれています。この絵は、贔屓筋だけでなく、動物の猫までが悲嘆にくれる様が描かれており、人気の高さを伺わせています。

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