3.江戸城天守台地割
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江戸城天守台地割(万延度) 写 1舗 27.0×37.0cm (重要文化財)
請求記号:東6191-3
江戸城天守閣は明暦の大火(1657)で焼失した後、天守台が加賀の前田家によって修築され、翌明暦4年(1658)にはすでに工事を終了しています。しかし、万治2年(1659)、将軍補佐役の保科正之が「展望の間にすぎぬ天守に財貨と労力を費やすのは無駄」と主張し、天守不再建の決定がなされました。この図は幕末、天守台を縮小するための工事の図面です。