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7.昌平坂聖堂総絵図

昌平坂聖堂総絵図の画像

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昌平坂聖堂総絵図(しょうへいざかせいどうそうえず)
写 1舗(二図貼付) 72.5×40cm 上図「甲良之印」 下図「建仁寺派官匠甲良印」
Overview of the Shoheizaka Seido (hand-drawn)
請求記号:東394-19

元禄16年(1703)の火災による焼失を経て宝永元年(1704)に再建された聖堂は、その後長らく大規模な修繕が行われず、施設の損傷が進んでいました。本図は、宝永元年の再建以来約五十年ぶりに行われた、宝暦10年(1760)から翌11年にかけての修復工事の前後の様子を表した図面です。
この工事は、元禄16年の焼失後に再建されなかった御成御殿の跡地に仮殿を設け、孔子の聖像を一時的に移転して行われた大がかりなものでした。台紙に貼り込まれた二つの図のうち、朱線が引かれた上図には「まくかこい」「仮小屋」「仮廊下」等の記載があり、工事の最中の具体的な様子が描かれています。下の図には「宝暦十一年甲良冨之助控」という墨書があり、宝暦11年の工事完成後の様子を表すものと見られます。なお、甲良冨之助(とみのすけ)とは、宝暦10年から文政2年(1819)まで御作事方大棟梁を務めた甲良家八代目当主、甲良棟村(むねむら)のことです。

This illustration of the Seido shrine in its entirety has been passed down in the Kora household. It has not been dated accurately, but is thought to have been produced as part of the repair work on the Seido undertaken for the first time in 50 years in 1761.

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