6.禽獣ポンチ 少年山巡り
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禽獣ポンチ 少年山巡り
版元名 | 関由蔵 |
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出版年 | 1900(明治33)年 |
請求記号 | E / セ2049 / 601 |
ページ数 | 10丁(20ページ) |
表紙は色刷りで、中は白黒。1冊を通して、少年が山の中で珍しい体験をするお伽話が展開する。
主人公の少年は、村の意地悪な少年に、背負っていたたきぎの束を奪い取られてしまう。こぶを作って泣いていた少年のところへ山神が現れ、これからおもしろいものを見せてやると言う。少年は、ウサギやキツネをはじめ、様々な動物に案内され、ウサギの自転車競走や鴬の音楽会、外国の獣たちなど、いろいろ珍しいものを披露される。すっかり満足した少年は、やがて山の動物たちに別れを告げて村へ戻るという筋立て。
登場する動物は擬人化されており、服を着て人間の言葉を話す。動物たちが着ている服には、洋装も和装もある。