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7. 新宮城え御移転ノ図

新宮城え御移転ノ図の画像

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新宮城え御移転ノ図
楊洲周延(ちかのぶ)画 明治22年(1889)1月28日刊 小森宗次郎 大判錦絵3枚続
Relocation to the New Palace
請求記号:東195-C1

明治宮殿の完成により、皇城は宮城と名を改め、明治22年(1889)1月11日には、いよいよ明治天皇と皇后(昭憲皇太后)が新築の宮殿へと移りました。午前10時に赤坂仮皇居を出発した一行は、四ツ谷、麹町を通って半蔵門前に至り、そこから現在の内堀通りを三宅坂、桜田門へと進み、11時に宮城へ到着しました。この錦絵は、正門の二つの橋が描かれていることから、皇居前広場の辺りに差しかかった所と見られます。前の馬車には軍服姿の天皇と侍従長、次の馬車には洋装の皇后と典侍(ないしのすけ)が乗っています。この時、二重橋外では、御用花火師の鍵屋により数十本の花火が打ち上げられました。以後、この宮殿は昭和20年(1945)の空襲で焼失するまで、三代にわたる天皇の居所となりました。

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